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 先天的に腸が短いなど、何らかの原因で腸から栄養を吸収することが出来ない人に対し、小腸移植が行われます。
腸から栄養が摂取できない人には、静脈からの栄養摂取により生存が可能となりましたが、長期にわたると敗血症や肝障害などの危険があるばかりでなく、静脈からの血管確保が難しくなり、継続することが出来なくなります。また人間の生きる楽しみの一つである食事をとることが出来ません。
小腸移植には、脳死体ドナーと生体ドナーからの移植があります。
小腸移植は、全世界において43施設で443人の患者に対し471グラフト(臓器)の小腸移植が行われています。
うち15人が生体ドナーより、残る428人は脳死体ドナーより提供を受けています。

小腸単独移植:213、小腸/肝同時移植:187、多臓器移植:71
(1999年10月の国際小腸移植シンポジウム発表)

原疾患は、ほとんどが短腸症候群で、他に小児では腹壁破裂、壊死性腸炎、腸閉鎖症、成人では腸間膜動脈血栓症、Desmoid腫瘍、外傷です。
日本では2001年3月までに4例に生体小腸移植が行われ、このうち臓器摘出となった1例に脳死体移植が行われています。

臨床成績
 ドナー(生体、脳死体)による差はありません。
全症例の5年生存率は、それぞれ小腸単独移植 35 / 40 %、小腸/肝同時移植  35 / 40 %、多臓器移植  30 / 35 %です。
1995年以後の症例に限ってみると、グラフト/患者の1年生存率は、それぞれ小腸単独移植約 55 / 85 %、小腸/肝同時移植約 66 / 63 %、多臓器移植約 63 / 63 %です。
移植施設
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患者団体
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